12月に入り、お気に入りの絵を飾るのを楽しみにしていました。
モーゼスおばあさんのクリスマスを描いた絵。
グランマ・モーゼス(モーゼスおばあさん)の愛称で親しまれ、アメリカの国民的画家として知られるアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)。
生誕160年を機に昨年4月から大阪、名古屋、静岡、東京と巡回し
東広島美術館でも今年の春に特別展が開催されました。
無名の農婦だったモーゼスは、75歳で本格的に絵を描きはじめます!
そして80歳のときにはニューヨークで初個展を開きます!
農場の風景や普段の生活を描いた作品により人気作家となりますが、生涯、農家の主婦としての暮らしをまもり、101歳で亡くなる年まで描き続けました。
農作業、家畜の世話、子育て、家事、絵を描く事…。
モーゼスおばあさんの作品はどれも素朴で温かみがあり、ユーモアに溢れています。
そしてその生き方は、「始めるのに遅すぎることはない」というモーゼス自身の言葉を体現しています。
日々の何気ない暮らしと向き合うことの大切さや、その中にある喜びや幸せといった人生においてかけがえのないものに気付かせてくれます。
私自身、気づけばついつい時間や用事に追われてしまい、大切なことを忘れてしまいます。
毎日を楽しみ、感謝を忘れず、どんな時でも前向きに過ごせる人でいたいと改めて思います。・・・素敵なおばあちゃんを目指して!
Life is what we make it, always has been, always will be.
(人生は自分で作り上げるもの。 これまでも、これからも。:グランマ・モーゼス)
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